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2016年3月27日 (日)

成長軌道:Octaviagraceワンマンライブ@吉祥寺Crescendo

昨年デビューしてミニアルバム二枚、それでライブハウスとはいえワンマンライブというのはかなり思い切ったことだと思いますが、今回行ってきました、Octaviagrace。

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ファンからの花も豪華にお祝いです♪。

Octaviagrace、二枚のミニアルバムは個人的には凄く不思議な感覚でした、何というか、危うい魅力と言うか。曲は殆ど私のツボのツボ、いつも何かが鳴っているスリリングなバック、未完成で不安定なところがあるんですが魅力のあるボーカルの実稀の声、と、なんとも今までのバンドとは違うものがごった煮になっていまして。その印象がどのくらい変わるのか、確認したいなあ、という気持ちもありました。

セットリストはこんな感じです(ライブハウスの公式Twitterより)
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攻め、を感じるのは、新曲が無茶苦茶に多かったこと。セットリストで音源にないものが8曲もある(これでいうと5,6,7,9,10,15,16,19)わけで、普通はそういうのは中々ないというか、そのくらいの曲しかなくてワンマンをやるのは無謀というかw。ただ、MCでBのYouskeが言っていましたが、「だからといってカバーとかでは逃げたくなかった」と。いいじゃないですか、その姿勢。

で、一曲目から感じたこと、

実稀のVoが更に安定した


ということですね。前回のライブでも、実は音源より安定しているなあ、と思っていたんですが、もう少し「余裕」みたいなものが出たんじゃないかな、と感じます。歌以外にも気を使うことが出来る、ということかな、と。新曲についてはまだ歌い込み不足というか、練り不足は感じられますが、既発曲の歌は確実に向上してるなあ。言っておくと、圧倒的な声の押しで歌うタイプとは対極で、曲に巧く溶け込むかどうかで勝負するタイプでしょう。その溶け込みが以前より良くなってるなあと思いますね。

Octaviagraceって、とにかく楽器隊が歌の間も動き回ってる、っていうのが特徴なんですが、このライブもそのまま。特にBのYouske(やんちゃ担当)とDrのKo-ichi(イケメン瓢々担当)の音数と動きの多さ。正直実稀のVoが低いところでは埋もれてしまうところがあったんですが、それでもとにかくここで作る音の壁が面白い。その上をKeyのReanneとGのHanakoが乗っけていくわけです。少し興味深かったのは、「Aurally Lover」でギターがトラぶって音が出なくなった時、結局ギター無しで曲を終えたんですが、Reanneの音で巧く繋いじゃったんですね。この辺の臨機応変さは凄いし、それでも曲になるというのも元の曲の良さから来ているんじゃないですかね。しかしYouskeのBの音は相当歪んでるんですが、高音になっても「ベース」なんですよね。ギターの音域に入っているのにベースとして存在感がある。ソロの音なんて殆どモーターヘッドのレミーみたいでしたけどね。

そのトラぶったHanakoのGですが、フレーズと音がもろ好み。特にギターソロの入りの音選びがツボもツボで、ロングトーンにして後ろでビブラート掛けるのも異常にカッコいい、泣きが強烈なんですよ。ライブではその辺の音の切り替えが難しいから消えるところがあったり、ちと弾き切れてないかなあ、と思う所もありはあったんですが、曲へのフィット感も含め、とにかく聴き入りますね。あと、運指や表情含めて、ギター持っているのがカッコいいんだよな(ステージではクソ無愛想なんだけど、ちょこっと笑うとクソ可愛い♪)。


新曲、正直覚えていないと言うのはいつものことですが、特に「White Graffiti」と題された曲が良かったです。既発曲の「アザーブルー」や「ロストモラトリアム」の延長上にある感じですが、こういう曲が大好きな私としてはもう好物も好物。その他の新曲も含め、良い曲の感触しか残っていない。

これは他のファンの方と話していて笑われたのですが、Octaviagraceの曲って、どこかに懐かしさというか、私には、「小学校の夏の林間学校」みたいな手触りがあるんですよ、昭和の子供の夏休みみたいなもの。どこにそれを感じるのか未だ分からないのですが、良い意味でのノスタルジーの喚起が感じられるんです。これは他の日本のバンドには余り感じることができないもので、上に書いた「不思議な」というのはそれも含まれる。で、当然そういうのは好きなわけですよ。バンドとしてやっているのはメタルフォーマットなんですが、そこがガチガチのメタルにならないのは、こういうものも作用してるのかな、と。

ライブは持ち曲全部やって更にアンコールが掛かって、上で書いたようにトラぶった「Aurally Lover」とやはりキラー曲の「Dramatic Quiet」をもう一度、いやあ、良いライブだったと思います。

当然のことながら、色んな改善点はあると思います。ですけれど、曲の水準の高さだったり、バンドとしての一体感というか平等感(メンバー全ての存在感が均一にある)だったり、これからどんな曲やステージングをするのか、楽しみで仕方ありません。秋ごろにフルアルバムを出す、今回もう一歩でソールド逃したから次こそは、って言っちゃってるから、それでまた次の新しい姿が見えるんじゃないかな、と期待してます。

ということで、最新のPVをご紹介。秋に出すんだよな、新譜!!(笑)。

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