自分で自分を否定する、ということ
会社の中で落ち着かないというポストが続いていて、なんだか自分でもどうなんだよ?って思うこと多々ではありますが、もう少し。
今日、自分の受け持ちの発表が終わりました。まあ四苦八苦したんですが、思ったほどの突っ込みや否定は無かったかな、と。
ただ、分かっていましたが大問題なんですよね。
発表の内容は、極めて冷静に分析したつもりです。で、その結果は
私自身のポストは不要
というものになりましてね。
まあ大体は予想がついてたんですよね、そういう結果。どうこねくり回そうが、自分の範囲は注力範囲じゃないし、地域的にも外れる。自身が居ない地域、対象が注力範囲になってしまったわけですよ。
正直さすがに悩んだというか、かなり気持ちがきつくなってますね。自分で自分の存在を否定してるわけですから、ある意味アホ。ちょっとでも何とかしようとは思ったんですが、やればやるほどそこから離れてしまうわけです。
これって正しかったのかな?
実は前職を辞めた時の一番の理由は、「この事業に私の居場所はないな」というものでした。で、ビジネスとして考えれば、自分が信じる正しさが自分の否定になっても仕方ないんですよ。立ち回れるほど器用じゃないし、そんなこと出来てりゃもっと偉くなってるw。何というか、ある種の爽快感というか、そういう逆の気分が同居する変な感じです。
ちょろっと言えば、私がやっているのは次世代自動車関連の仕事で、本来は日本なんて絶対外せないところなんですが、こと私の仕事に関して言えば、日本の自動車は注力することはない、というのが結論。欧州と北米だ、となれば、私の出番は、ない。
これで上層部がどう判断するかは分かりません。もしかしたら明日段ボールが机にあって、「明日から来るな」と言われるのではないか、とかなりびくついてます。で、外資は配転とかは少なくて、そこはまず辞めさせるのが多いですから、その可能性はいつもあるんですよね。
どこかに生きるところはある、とコメントでも頂いたんで、それを探すしかないですね。
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コメント
私も同じような事を、違う会社で2回しました。外資上層部の日系マーケットの理解は、規模、タイミングを誤っている事が多々あります。
一回目は自分で辞めて、2回目はくびになりました。
前回コメントの続きですが、自分の価値を認識するのは難しい。(私の場合だけかもしれませんが)過大評価と過小評価の間を行ったり来たりです。
何とかなるものですよ。
投稿: ysjournal | 2016年6月 5日 (日) 23時46分
ysさん、いつも厳しくも暖かいお言葉、感謝でしかありません。
ほんと、自分の価値というのは客観的に見られないのだろうと思います。人のことはいくらでも言えて、自分のことを考えると、「ん?・・・」となります。
何とかなるよう、自分の最善を尽くしたいと思います。
投稿: ドイツ特派員 | 2016年6月 6日 (月) 08時09分